TOP画面を少し変更+raytrektabの話

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TOPに更新報告系の記事のみを抽出するプラグインを使って更新履歴にしていたのですが、テーマに付属する投稿一覧ブロックでブログ記事全般の投稿一覧に変更しました。こちらの方が多機能で何かと融通が効きそうなのと、更新報告をもう少し簡易的なものに変更したいというのが主な理由です。

更新履歴についてはもうひとつのてがろぐを設置してそれ用に使えないかと考え中。実際の設置はまだ先になりそうですが…

記事更新の間があくのはもういつもの事として、前回の記事が新年挨拶である事に自分で驚いています。
もう一年の半分以上が終わっている…

主に仕事周りでぼちぼち勉強する事も増え、そちら側に本腰いれないとなという期間に入っており、創作の作業時間が少なくなる状況が続いていました。幸いプライベートの時間は確保できているので、デジタルお絵描き環境を見直している昨今です。

そんな訳で今回は整えてきたraytrektabお絵かき環境を、備忘録と近況報告も兼ねての記事にしようかと。

備品の見直し

↑の記事でも書いている通り、出先のお絵描きにはraytrektab DG-D10IWP2を使用しています。この時点では大半の備品は歴代タブレットにて使用していた汎用的なものを流用していたのですが、購入1年半程の間にいくつか追加変更をしました。

ペン

raytrektabにはペンの汎用性が高いEMR(電磁誘導方式)が採用されており、専用ペン以外の選択肢が豊富にあります。文房具メーカーとのコラボ製品もあって色々買ってみた所、結構な数が集まりました。

キャップやグリップでよく分からない事になっていますが、上から順に、

  • 三菱鉛筆9800 デジタイザペン
  • Hi-uni Digital for Wacom
  • STAEDTLER Noris Digital jumbo
  • LAMY AL-star black EMR
  • FUJITSU 六角形スタイラスペン FMV-NPN19
  • raytrektab Stylus S2

となっています。各ペンの使い心地については↓の通り。

三菱鉛筆9800デジタイザペン

raytrektabの購入特典としてついてきたペンで、標準でエラストマー芯が装着。raytrektab購入の決め手になったお気に入りのペンです。使い勝手は↑の記事にて書いているので省略。

Hi-uni Digital for Wacom

Hi-uniとのコラボ製品。通常芯が装着されていました。公式ではWacom One専用とありますが、同じEMRを採用しているのでraytrektabでも問題なく使用できます。三菱鉛筆9800デジタイザペンの芯と互換性があり、使い勝手も同じ。Hi-uni Digitalの方がやや軸が太いかな?といった感じ。

STAEDTLER Noris Digital jumbo

こちらは以前販売されていたSTAEDTLER Noris Digitalの別バージョン。標準で装着されているのはおそらくエラストマー芯?上記2種の芯と互換性あり。ジャンボの名前の通り太い三角柱の軸と、赤いテールスイッチが特徴。テールスイッチはやや摩擦が強めの質感で、イラスト・ノート系のアプリにて消しゴムの動作をします。
個人的にこちらは「描く」よりは「書く」方が便利な印象でした。資格勉強もデジタルに移行したのもあって、自炊したテキストにメモ書きしたり問題集解答に活躍中です。

LAMY AL-star black EMR

万年筆等で有名なLAMYブランドのペン。アルミ製の軸が特徴のLAMY AL-starシリーズと同じボディとの事で、貴重なサイドスイッチ付き&クリップキャップ付きのEMRペンです。サイドスイッチは出っ張らずさり気ない存在感で、押すと右クリックと同じ動作をします。
金属製という裏腹軽く、持ち手の部分が三角柱状かつ表面積が広いので、持った時のフィット感が素敵。お絵描き・筆記両方に使いやすいおすすめのペンです。

以前はドイツAmazonでの個人輸入や稀に日本Amazonで並行輸入品で販売されるぐらいでしか入手手段が無かったのですが、5月からワコム公式ストアにて買えるようになったそうです。EMR環境(?)がある方は是非。

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FUJITSU 六角形スタイラスペン FMV-NPN19

こちらは上記のペンと異なり富士通からでているArrowsTab QHシリーズの内、WQ2/E1やWQ2/D1等に付属しているEMRペンです。写真だと分かりにくいのですがサイドスイッチ2つ付いており、下側スイッチを押しながら操作で右クリック、上側スイッチを押しながら操作でテールスイッチと同じ動作になります。
サイドスイッチのお陰で意外とお絵描きにも筆記にも便利なペンなのですが、かなり細く短く角張った六角形の軸なので、そのままだと持ち心地はあまり良くないかも。私は滑り止めシールとマスキングテープを巻いて太さを調整しています。

raytrektab Stylus S2

こちらはraytrektab現行モデルに付属するペンで、単品購入可能だったため買ってみたものです。
サイドスイッチもテールスイッチもないシンプルな作りで、見た目は極細サインペンのよう。
芯は従来品のいずれとも互換性はなく、強く押し込むとペン先が沈むのが特徴的。筆圧の設定は他のペンに比べて硬く、鉛筆系ブラシの場合、私の力だとペン先が目一杯沈み込むまで筆圧をかけてようやく濃くなる…といった硬さでペイントソフト側で筆圧調整が必要でした。現行モデルだとまた違う使い勝手かもしれませんが、10インチ版の標準ペンがやや柔らかくなったという印象です。

フィルム

1ヶ月前までフィルムはメディアカバーマーケットのraytrektab用ペーパーライクフィルムを使用していました。長く使ってさすがに傷が気になりだした事と、商品説明にもある通り画面表示領域のみをカバーする作りのためベゼル部分の汚れを守れない事から、全面カバータイプのフィルムを探す事にしました。現在はミヤビックスの反射防止保護フィルムを貼っています。

ペーパーライクでないのは間違えたというのが正直な所ですが、アンチグレアではあるので試しに返品せずに貼り替え。これが意外にも使い心地が良かったのでそのまま使っています。

指の滑りが良くなったためか、タッチ操作の反応がペーパーライクに比べてスムーズ。今までワンテンポ遅れがちだったクリスタでの指によるパン操作が、体感ですが修飾キーによるそれと遜色ないぐらいに改善されました(回転はさすがに修飾キーからの操作の方が使いやすいですが)

中でもエラストマー芯の使い勝手がかなり好みに近づいたのが嬉しい。ペーパーライクの時はフィルムと芯の双方の摩擦が強いためか、ペンの切り返し時等で引っかかりすぎて手の疲れが早い所が気になっていたのですが、反射防止フィルムだとヌルヌルと滑らか。それでいてフィルムなしに比べると多少の摩擦はあるので通常芯でも滑りは抑えられる。

難点を上げると、アンチグレアなので画面がやや白っぽくなる事と、ペーパーライクに比べると指紋等の跡が残りやすい所。あと全画面カバータイプ故に指紋センサーの位置も考慮しなくてはならず、ものすごく貼りづらかったです。

全画面ぴったりサイズなのもあって位置がずれた際に端が浮いてしまい、こんな風になってしまいました。実用上は支障ないですが見栄えがよろしくない…

スタンド

raytrektabはタブレットPCとしてはマイナー寄りなのか純正品の数自体が少なく、スタンドになり得るのはカバータイプのキーボード(現在販売終了)のみでした。しかも無線と記載されているもののコネクタ同士を接触させて繋げるタイプのため、角度調整は実質不可でお絵描きには使いにくい。

純正が合わないという事で汎用品から選ぶ事に。しかし本格的なお絵かき用スタンドは大きく持ち運びに不便、軽いスタンドは角度が急だったり安定性に欠けてお絵描きには不便と、サイズ的には合っていても使い勝手は実際に使わないとわからない事が多く、あれこれ手を出してはあーでもないこーでもないと長らくスタンドジプシー(?)状態でした。

それで最終的に辿り着いたのは「MOFT X 多機能タブレットスタンド」。
MOFTはスマホやタブレットのスタンドとして有名なブランドで、こちらはべったりした接着面で端末に貼り付けるタイプのスタンドです。

貼り付けるとこんな感じ(黒いのは滑り止め用ゴムシール)
極薄(約3mm)かつ軽量なのでかさばらず、広げた部分に腕を通してホルダーとしても使えるので見た目より機能的。

板の折り目に沿って3通りの折り方が可能で、横置き60度・40度・25度、縦置き60度・40度・30度と合わせて6つの角度に調整可能です。
私は↓の折り方で縦置き25度(タブレットは上下逆さに設置)で絵を描いています。

接着面は触った感じ強くベタつくようなものではなかったのですが、くっつく力は強くホルダーとして使っても剥がれる気配はありません(さすがにスタンドだけで本体を吊るしたりは試してないですが…)
軽量かつ薄型で裸のような感覚で使う事ができる上、縦横両方に対応可能で設定できる角度も豊富。見た目以上に便利なスタンドでした。

難点はスタンドを貼ってない箇所は支えがないため、強く押すとぐらつきがちになります。また、タブレットに粘着面で直接貼り付ける作りなので若干の抵抗感がある…かもしれない。


今回はraytrektabに絞っての記事でしたが、少ない時間でも絵を描けないかなーと試行錯誤しているという話でした。描きたいもの自体はまだまだありますし、やっぱり絵を描く事は好きなので続けたい所です。スマホもGalaxyNote10+(EMRペンが使えるスマホ)に買い替えもしたので隙間時間にもちまちま描いていきたいですなぁ。

折角時間確保しても創作が上手くいかない時はインプット期間と割り切って新京都を見返す、今まで買ってきたゲームを改めて遊ぶ…と別の趣味に切り替えたり。

自一族プレイ記が長らく止まってるのも悩ましいのですが焦って上手くいった試しもなし。絵もゲームも趣味として楽しめるようにするために作ったサイトでもあるので、そんな感じで活動をしていくと思います。

ただ自一族プレイ記はどんなに時間かかっても完結させましょう、はい。